2009/6/17 水曜日

心の変化

Filed under: 日記 — ironman1964 @ 21:31:11

アイアンマンという大きなレースを控え、参加者の心がどのように変化していくのか、私のケースをご紹介したいと思います。

今日、水曜日/レースよりも、仕事を調整しなければならないという緊張の方が格段に大きいです。会社では、レースのことを考える余裕はありません。仕事を終えても、漠然とレースは「もうすぐ」と思うことはありますが、周りの人が思う程、レースに対する気持ちの高ぶりはありません。やはりサラリーマン選手、仕事を全て終えないと、何も始まりません。

明日、木曜日/仕事をすっきりと終わらせることができるか否かで、気分は大きく変わります。気持ちよく仕事を終えることができれば、会社を出た瞬間、一気にアイアンマンモードになります。もう20年近くもトラアスロンをやっているので、不安や緊張は全くありません。

金曜日/出発の日。旅行気分で、わくわくです。おそらく早く目が覚めるに違いありません。レースの緊張もないでしょう。ただし、現地に着くと、心地よい緊張を感じることになります。完全にレースモード突入、気分は高まります。
ただし、会社から電話があったりなんかすると、気分は日本海溝の底まで一気に沈みます。

土曜日/この日のポイントは、朝の試泳。波が高くなければ、緊張もなく五島での時間を楽しく過ごせるでしょう。夜、すんなり眠れればいいのですが、寝つけなければ、かなり焦ります。そんな時は「1日くらい徹夜しても、完走できるわ!」と思うようにしています。

日曜日(レース当日)/最悪の気分で朝を迎えます。眠気に加え、緊張、不安も最大になります。スイム会場へ向かうバスの中でも緊張しているはずなのですが、なぜか熟睡しています。会場に到着し、夜が明け、明るくなるにつれ平常心に戻って行きます。スタート前は、ほとんど緊張しません。

ゴールする時は、タイムの良し悪しに関わらず、最高の達成感と解放感を得ることができます。ホテルでシャワーを浴び、布団にダイビングする瞬間は、快感。この日の夜は、1年で最も幸せな気分で、深い眠りにつくことができます。

月曜日/達成感と安心感に包まれた朝を迎えます。筋肉痛にレースの充実感を感じることでしょう。バイクを宅配業者に預けて、さらに一安心です。
ただ、帰路、機上から五島を見た時、少し寂しい気持ちになります。と同時に、来年は、「もっと頑張るぞ」と闘志を新たにするのです。しかし、伊丹空港に着くと、一気に現実の世界へ。明日から仕事だと思うと、闘志の炎は消え、しがないサラリーマンに逆戻りします。

火曜日/出社。過ぎ去ったアイアンマンの余韻にひたりながら、その夢にすがるように、満員電車のつり革にしがみつくのでした。

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